筆者はこれまで端末代を節約するために、お値段そこそこのXiaomi「Redmiシリーズ」やGoogle「Pixel aシリーズ」といった廉価版と呼ばれるモデルを使っていました。

お財布的には優しいミドルレンジスマホなんですが、ゲームやカメラなどを使っていると、どうしても性能の低い部分が見えるので満足感に欠けていたんですよね。

そんなケチな私が、ついにハイエンドスマホ「Galaxy S23(中古)」を入手してメイン利用しているのですが、節約を第一に考えるよりも自分が本当に欲しいと思っているものを買うのが一番コスパが良いなと激しく思った次第です。

そこで本記事では、スペック表だけではわからないミドルレンジスマホの闇を、2024年に発売されたMotorola製のミドルレンジスマホ「edge 50s pro」と比較しながら解説します。

中古スマホを使うのは気が引けるという方や、ミドルレンジスマホを使っていて薄々不満が溜まっていた方は、ぜひ参考にしてみてください。

Galaxy S23を使ってみてわかった公式スペック表ではわからない点4つ

早速ですが、まずは以下の公式スペック表をご覧ください。

パット見た感じ、どちらもそれなりに使えそうだと感じないでしょうか?

項目Galaxy S23 (SC-51D)Motorola edge 50s pro
発売日2023年4月20日2024年7月12日
ディスプレイ6.1インチ 有機EL
2340 x 1080 (FHD+)
最大120Hz
約6.7インチ 有機EL
2712 x 1220 (Super HD)
最大144Hz
プロセッサSnapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy
(最大3.36GHz)
Snapdragon 7 Gen 3
(最大2.63GHz)
メモリ (RAM)8GB8GB
ストレージ256GB256GB
アウトカメラ約5000万画素 (広角)
約1200万画素 (超広角)
約1000万画素 (望遠・光学3倍)
約5000万画素 (メイン)
約1300万画素 (超広角/マクロ)
約1000万画素 (望遠・光学3倍)
インカメラ1200万画素約5000万画素
バッテリー3900mAh約4500mAh
充電性能PD 3.1、PPS対応
ワイヤレス充電(Qi)対応
125W TurboPower™ (神ジューデン)
ワイヤレス充電(Qi)対応
サイズ (mm)約146 x 71 x 7.6約162 x 73 x 8.2
重量約168g約186g
防水・防塵IPX5/IPX8、IP6XIPX8、IP6X
おサイフケータイ対応対応
OSAndroid 13Android 14
定価(税込)136,620円85,584円
中古価格相場
※2026年5月時点
約50,000円約30,000円

Motorola edge 50s proは、CPUこそ性能が低いですがディスプレイが大きくて画質も良好。

カメラの性能は同等かそれ以上ですし、バッテリーも多くて約15分でフル充電できる神ジューデンと充電性能も高い。

しかし、私はこのスペック表だけ見て購入して失敗したと言わざるを得ませんでした。

その理由が次の4つです。

1. いくらカメラ性能が高くてもアプリが重すぎて使いにくい場合がある

edge 50s proのカメラ性能を初めて見た私は、「ようやくミドルレンジスマホで光学3倍ズームが搭載された!」と歓喜していました。

家族(特に子ども)の写真をよく撮る方ですし、いちいち一眼レフやビデオカメラを持ち出す必要がなくなると思っていたのもあります。

しかし、いくらカメラの性能が高くでも、カメラがクソほど遅い動作をしてもらっては意味がありません。

まず立ち上がりが遅い、被写体に向けるまでに画面がカクつく、シャッターボタンを押してからワンテンポかそれ以上のタイムラグがあるという始末。(以下、動画をご覧ください)

アップデートにより解消されるかと期待していましたが、現状でもこの不具合は解消されていません。

これは本当にスペック表だけではわからない内容でしたね。

一方、Galaxy S23は立ち上げもシャッターも動作がスムーズで快適。

3年以上前のスマホですが、画質もそんなに変わらないし、カメラは快適さが何より大事だなと思えました。

やたも

カメラの動作だけで言えば、edge 50s Proよりも2022年発売のGoogle Pixel 6aの方がマシ。

2. 18gというわずかな重量の違いがもたらす指や手首への負担

edge 50s proは画面サイズが大きいので本体重量もやや重めの仕様ですが、スプレッドシートやブログ執筆など文字入力を中心に使う私にとって、日々の疲れの蓄積は大きかったです。

特に、画面が大きいとスマホリングを着けていても安定しないので小指を使って支えるんですが、これが痛いのなんの。

小指の第一関節の内側が固くなる、通称「スマホ指」と呼ばれる症状が発生しました。

これは自分の使い方はもちろん、そもそも画面のデカいスマホを選んだ自分のせいですが、軽い気持ちで大画面スマホを使ってみたのがダメでしたね。

その点Galaxy S23の本体は割と小さめなので、指の負担もなく快適に利用できています。

3. 約15分で充電できて嬉しかったのは最初だけ

Motorolaはもちろん、Xiaomiなどでも超高速充電できるモデルが多々発売されていますが、これを使って喜んでいたのは本当に最初の頃だけでしたね。(iPhoneユーザーの妻に自慢しまくってました)

充電器を差さずに寝落ちしてしまって、朝3%しか残っていない時は助かった記憶がありますが、モバイルバッテリーやサブスマホを持っている自分にとってはあんまり恩恵がなかったんですよね。

ただ、こうした体験のおかげで爆速充電できる125W充電器よりも、置くだけで充電してくれる20Wワイヤレス充電器の方が自分には合っていたと気づけました。

4. ミドルレンジ独特?細かいところに手が届いていない感

これまでに色々な機種を使ってみて感じた雰囲気というか、感覚的なものがあるんですが、ミドルレンジはハイエンドではなかった微妙な差が存在しているような気がしています。

文字入力の際にカーソルがいきなり吹っ飛んでいく、キーボードが必要な時に出現しないなど、細かいですが普段遣いしているとちょっと気になるレベルのものです。

iPhoneやGalaxy S23を使っている時は気にならないというか、そんなことになった記憶がありませんが、ミドルレンジだと何故かあるんですよね。

もしかしたらミドルレンジが原因ではなく、OSによる違いかもしれないので断定はできませんが、こうした細かいストレスは確実に存在しています。

まとめ:安いからミドルレンジではなく使いたいからこのスマホへ

節約することが手段ではなく目的になっていた私ですが、こんなにさまようことになるのなら、目先のお得をゲットするよりもGalaxy S23が発売された時から買えば良かったと思っています。

デザインや性能に惚れ込んでいたのに、安くなってからでいいやとか、何かと理由をつけて買わないようにしていたんですよね。

もし、今お使いのスマホに何かしら不満が溜まっている方は、ぜひこの機会にご自身なりのスマホの使い道を考え直してみてはいかがでしょうか?