僕が、最後にiPhoneを使っていたのは2017年頃。
ソフトバンクで当時の最新機種だった「iPhone8 Plus」を分割購入したのを覚えています。
毎月の支払いは、キャリア回線の料金を含めて10,000円を軽く超えていたはず。
当時はiPhone4〜8まで、新しくなるたびに買い換えるのが当たり前。
「Androidとかありえない。」本気でそう思っていました。
…書いていて恥ずかしいですが、本当に偏った考え方でしたね。
しかし、その後は自分の仕事がうまくいかずに収入が激減。
結果、機種代金すら払えなくなり、遅延金を含めて必死に分割支払いする羽目に。
あれから時は過ぎ、馬鹿にしていたAndroidを使い倒しています。
今思うと、この失態があったからこそ、今の「無理のない生活」へシフトできた気がしています。
この記事では、僕が実際に利用した経験をもとに、iPhoneから離れて得られたお金よりも大切なこと4つを紹介します。
どんどん高くなっていくiPhone、ますますバリエーションが増えているAndroid。
どれにしようか迷っている全ての方へ、自分の本当に必要なものを探すきっかけにしていただければ嬉しいです。
僕にとってiPhoneはプライドの高さそのものだった
まずはじめに。
僕はiPhoneを手放しましたが、決して「iPhoneはダメだ」とか「ボッタクリだ」なんて言うつもりはありません。
iPhoneは間違いなく素晴らしいスマホですし、性能もピカイチな端末です。
ただ、当時の僕にとってのiPhoneは、純粋な道具ではありませんでした。
所有欲を満たし、「自分はまだ大丈夫だ」という偽物の安心感を得るための、肥大したプライドを支える杖でしかなかったんです。
その点を踏まえた上で、僕が手放して気づいた「4つのこと」を読んでいただければと思います。
1. 「みんなが持っているから」という呪縛からの解放
まず、iPhoneを持ち始めた理由がこれでした。
いつの間にか、周りがどんどんiPhoneを使い始めたんですよね。
- 丸っこいデザインのiPhone3が大流行
- ガラケーを持っている人が少なくなる
- ボタンをポチポチしているのは自分だけ
何か置いてけぼりを食らったような、取り残されている感がすごくありました。
自分は「iPhoneじゃなきゃ仲間に入れない」、iPhoneを持つことの意味はそんな呪いに変わっていました。
ですが、僕がiPhoneを手放した時には、よく遊んでいた友人とはほぼ会っていないことに気づきまして。
冷静に見れば、自分が高い料金を支払ってまでiPhoneを使う必要性はありませんでした。

やたも
ほぼ無職だったので、強制的に遊びに行けなかったですが(笑)
2. スペックの数字ではなく「自分の必要」で選ぶ楽しさ
iPhoneは高性能ゆえに、ほぼ何でもこなせてしまう魅力があります。
重めのゲームはもちろん、複数アプリを裏で立ち上げててもサクサク動きます。
ただ、その快適さが裏目に出てしまい、次のような状態に陥りやすいです。
- やっているゲームが飽きたら他のゲームに移りやすい
- どうでもいい写真や動画を撮ってしまう
- SNS(XやYouTube)で時間消費
- なんとなくつまらない
ゲームと似たような感覚ですが、最初から強すぎると極端につまらなくなってしまうのに似ています。
また、選択肢が増えることはいいんですが、あまりに自由度が高いと「自分にとって何が必要なのか?」を考えなくなってしまうのではないかと思います。
「iPhoneなら出来るから」とか「使わないと勿体ない気がする」なんて理由で、無理やりやってしまっていたなぁと。
別にスマホでゲームできなくてもいいし、本当は写真も頻繁に撮りたいわけじゃない。(どうせあんま見返さない)
Androidスマホへ移るのをきっかけに、こうした自分の本当の好みを徐々に見つけられた気がしています。

やたも
当時と比べると、スマホゲームは本当にやらなくなりましたね。インフレについていけないってのもありますが。
3. 「制限」があるからこそ見えてきた本当の自由
iPhoneからAndroidにすると、端末によっては動作が重くなったり、相性の悪いアプリもあります。
特に一括1円で売られているエントリーモデルのスマホや、ミドルレンジと呼ばれる3〜5万円程度の中価格帯スマホでは、この現象が生じやすいです。
ただ、用途によってはこれで十分なこともあります。
- 電話とメール(LINE)がメイン
- ブラウザで軽く検索
- 写真は画質にこだわらない
- ゲームはNintendo Switchでやる
などなど。
僕は昔から、できないことは何とかしてやろうとするタイプでしたが、色んなAndroid端末を経験して「できないならできないでいいや。」という考えに変わりました。
制限があるからこそ、その中でも楽しめる自由があることに気づきましたね。

やたも
正社員時代はお金があっても余裕が無く…。ですが今、バイト生活をしていても、意外と楽しめる余裕がある。不思議。
4. お金だけじゃなくて「気持ち」も軽くなった
iPhoneからAndroidスマホにすることで、端末代は大きく下がりました。
当時の価格帯ベースですが、総額15万くらいするiPhoneから、3〜5万円のミドルレンジスマホになったので、約10万円は削減できたことになります。
そして何より、僕にとって大きな影響を与えたのがこれ。
「自分にとって、どうでもいいことをどうでもいいと言えるようになったこと。」
- タピオカレンズの多さなんてどうでもいい。
- ケースが地味でもどうでもいい。
- 最新のゲームができなくなってもどうでもいい
- AirDropが使えなくたってどうでもいい。
- 自分だけ違うのを使っていたってどうでもいい。
え、iPhoneを買えない低収入なおっさんが、ごちゃごちゃ理由つけて自己正当化してるだけだって?
はい、そうかもしれないです。
でも、誰かにそう思われたってどうでもいい。
そんな境地になった今、本当の安心を手に入れられた気がしています。

やたも
今はmotorolaのAndroidスマホ。当時のiPhone8 Plusよりも満足してます。
まとめ:自分にとって大切なものを大切にする
約10年前の僕は、正直言ってここまで「どうでもいい。」なんて、思えていませんでした。
iPhoneからAndroidスマホへの移行、大手キャリアから格安SIMへの移行、働き方やお金との付き合い方など、小さなことから1つ1つ向き合ってきて今があります。
もし、今の生活に少しでも何か違和感がある、本当はこんなふうに過ごしたかったわけじゃないと思ったことがある方は、ぜひスマホという小さなジャンルから自問自答をしてみてください。
きっと、自分にとっての不要なものを持つことが、いつの間にか当たり前になっているかもしれませんよ。
