iPhoneからAndroidへ移行する際、eSIMを直接移せるのか気になっている方は多いです。

eSIMをメインに使っている方であれば、移行方法や再発行手数料の有無はもちろん、そもそもネットが繋がらなくなると大変ですよね。

この記事では、iPhoneからAndroidへ機種変更する際の、物理SIM(SIMカード)とeSIMの移行方法をまとめて紹介します。

また、異なるOS間のeSIM転送についての最新情報も載せていますので、ぜひ参考にしてみてください。

iPhoneからAndroidへSIMを移行する方法3つ

iPhoneからAndroidへ乗り換える際、物理SIMとeSIMによって移行方法が異なります。

SIMの種類移行方法手数料(目安)
物理SIMカードを差し替えるだけ(APN設定が必要な場合あり)0円
eSIM (最新)OS間eSIM転送(iOS 26.3 ⇄ Android 16以降、キャリア対応端末のみ)0円
eSIM (従来)マイページから再発行(QRコード読み取り)0円〜3,300円

以下、それぞれの移行手順について詳しく解説します。

1. 物理SIM(SIMカード)での移行

物理SIMの場合、iPhoneに入っているSIMカードをAndroidに差し替えるだけで移行が完了します。

格安SIMなど、お使いのキャリアによってはAPN設定(ネットワークの設定)が必要になることもありますが、設定画面から選ぶ、もしくは手入力することで利用できます。

また、現状ではSIMカードのサイズは「nanoSIM」ですが、iPhoneとAndroidともに対応するか確認しておくと安心です。

2. eSIMクイック転送を使ったOS間の移行

これまではiPhone同士でしかできなかった「クイック転送」が、iOS 26.3以降とAndroid 16以降を搭載した端末であれば、異なるOS間でも可能になりました。

2026年3月時点では、KDDI(au/UQ mobile)の一部機種(Google Pixel 9以降)のみ対応していますが、ドコモやソフトバンクも順次対応予定としており、今後は格安SIMでの対応も期待されています。

設定アプリの「Androidに転送」メニューからQRコード不要で簡単に移行できるため、対応機種をお持ちの方は利用を検討してみましょう。

やたも

対応状況は拡大中。使えるかどうかは、お使いのキャリアのマイページをチェックしてみましょう。

3. 従来のeSIM再発行による移行

上記のクイック転送が使えない機種をお持ちの場合、異なるOS間の機種変更時にはeSIMの再発行が必要となります。

各キャリアのマイページから「eSIM再発行」を申請し、表示されたQRコードをAndroidで読み取れば移行が完了します。

キャリアによっては、eSIMの再発行手数料が発生することもあるため、マイページ等で事前に確認おきましょう。

SIMの移行前に確認しておきたい注意点3つ

SIMカード・eSIMに関わらず、事前にチェックしておかないと機種変更後に通信できなくなってしまう恐れがあります。

特に注意しておきたい項目は、次の3つです。

1. SIMロック解除

2021年以降のモデルは原則かかっていませんが、キャリアで購入した古いiPhoneを使っている方は「SIMロック」がかかっていないか確認しておきましょう。

「SIMロック」がかかっているかどうかは、iPhoneの設定 > 一般 > 情報 > 「SIMロック」の欄で確認が可能です。

2. 対応バンド

Androidでは、端末によって使えるキャリア回線が異なるため注意が必要です。

オンラインショップや店舗で、回線と一緒に機種を購入する場合は問題ありませんが、中古の端末を購入・使用する場合は、対応バンド(周波数)に合った回線でないと通信できません。

対応バンドについては、各端末のメーカーが公式サイトで掲載していますので、お使いになる端末に合わせて確認しておくと安心です。

3. Wi-Fi環境

eSIMの再発行や転送作業には、安定したWi-Fi環境が必須です。

旧端末の通信が切れた後、Wi-Fiがないと作業が進められなくなる場合があります。

【補足】端末だけじゃなくキャリアによっては物理SIMの発行を廃止している話

私は今、ワイモバイルと楽天モバイル、povoと3回線利用しているのですが、最近使い始めたのがワイモバイルでして。

2025年11月に、とあるワイモバイルショップで契約した時、店員さんから、

もうSIMカードの発行はしてなくて、eSIMのみの取り扱いになります。ちなみに契約事務手数料が税込みで4,950円かかります。

と、言われました。(店舗での契約事務手数料、料金上がりすぎでしょ…。)

オンラインショップであれば選択できたかもしれませんが、ショップではeSIMを推奨しているようです。

端末も、SIMカードスロットを廃止していく流れになっているので当然と言えば当然ですが、私はSIMカードの方がどこか安心感があったんですよね。

eSIMは、端末によっては最初の設定がやや面倒なところがありますし、一時的に通信が悪くなった時に「本当に機能してるのか?」と不安になることもあります。

また、SIMカードとeSIMのどちらも使わないとデュアルSIM運用ができなかったりするので、サブ回線はSIMカードで1枚持っておくと安心かなと感じています。

ちなみに、私はメイン回線にワイモバイルを、サブ回線に楽天モバイルを使用していますが、楽天モバイルなら契約事務手数料やSIMカード発行手数料が0円なので、デュアルSIMを構築しやすかったです。

数年後はeSIMが中心になっていくとは思いますが、SIMカードを1枚持っておきたい方は楽天モバイルを検討してみてはいかがでしょうか?

やたも

楽天モバイルさんには、過去に何度もお世話になっていますが、使い方次第でかなりおすすめできます。

eSIM・SIM移行についてよくある質問

eSIMを移した後、元のiPhoneのSIMはどうなる?

自動で無効になるため、操作は特に必要ありません。

物理SIMをこの機会にeSIMに変えられる?

切り替えは可能ですが、発行手数料がかかる場合があります。

詳しくはお使いのキャリアの公式サイトで確認してみてください。

再発行手数料が無料のキャリアはどこ?

楽天モバイルでは、SIMカードの再発行には手数料(税込3,300円)が必要ですが、eSIMの再発行には手数料がかかりません。

まとめ:eSIMの再発行はキャリアによって手数料が異なる

お使いのiPhoneのキャリアがSIMカードであれば、Androidに差し替えるだけで移行が可能です。(中古端末を利用する場合は「SIMロック」と「対応バンド」の確認を。)

eSIMの場合、KDDI(au/UQ mobile)のGoogle Pixel 9以降で直接転送が可能となっていますが、まだ多くのケースで再発行が必要となります。

楽天モバイルなど一部のキャリアでは、eSIMの再発行にかかる手数料が無料なので、この機会にキャリア回線の見直しも検討してみてはいかかでしょうか?