初めての縦置きディスプレイならこれ!DELL S2421HSを徹底レビュー

初めての縦置きディスプレイならこれ![DELL S2421HS]を徹底レビュー
やたもふ
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パソコン作業って1画面じゃ物足りねぇ。

最近Chromebookを愛用している私ですが、15.6インチというノートパソコンの中では割とデカい画面を使っていても色々と不便に感じることがあるんですよね。

  • ブラウザのタブ切り替えが面倒
  • 画面が小さくスクロールが手間
  • 拡大表示させると余計に画面が小さく感じる
  • 画面分割にするとレイアウトが狂う

ノートパソコンって持ち運びにはめちゃくちゃ便利ですが、ガッツリ家で作業をするとなると画面がやっぱり物足りない。

そこで私はあまりお金をかけずに悩みを全て取っ払うため、縦置きディスプレイ対応の[DELL S2421HS]を購入しました。

この回転できるディスプレイのおかげで仕事の効率アップはもちろん、自分・家族とのスペシャルな空間を作り上げることができました。(これは想定してなかった嬉しいポイント)

この記事では[DELL S2421HS]を導入することで得られるメリットや購入前に注意しておきたいこと、数ある縦置きディスプレイからこの商品を選んだ理由をご紹介します。

[DELL S2421HS]を導入することで得られるメリット4つ

[DELL S2421HS]を実際に使ってみて改めて感じたメリットは以下の4つです。

やたもふ
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気になる項目をタップしていただくとジャンプします。

1. 商品の開梱から設置まで約10分で完了

私の場合は写真を撮りながらでしたが、それでも15分くらいで開梱から設置まで完了しました。

ただ箱のサイズは横が約70cm、縦が約39cmとまぁまぁ大きいのでワンサイズ上のものを買ってしまったのかと心配になりました。

■Amazonで購入するとこのまま届く
■ディスプレイの実寸は幅約54cm、高さ約31cm
■取扱説明書とスタンド、電源ケーブル、HDMIケーブルが付属
■スタンドは工具なしで組み立て可能
■ディスプレイもカチャッと差し込むだけでOK
■ケーブル収納穴が地味に嬉しい
■配置して電源入れれば完了。設定方法は後ほど。

配置は左側にメインのノートパソコン、右側に縦置きディスプレイがおすすめ。

マウスのカーソルがスムーズに流れます。

【補足】スタンドがズレているものの不良じゃない

最初見た時には驚きましたがスタンドの接続部分がズレており、そのまま組み立てると平行が出ません。

■不良品では?と思ってしまうほどのズレ

Amazonのレビューでもズレを指摘するコメントがあったので少々ビビってしまいました。

引用:Amazon

ですが私の場合は取り付け後に調整できたのでそのまま使用しています。

■マウント部分を取り付けた後は簡単に調整可能

もし購入時に軸がズレていたら一度スタンドを組み立てて回転させてみましょう。

やたもふ
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それでも動かないなら返品対応ってことで。

2. ピボット機能付きスタンドが優秀

組み立てが簡単なスタンドはチープな作りかと思いきや、実にしっかりしている上に調整できる箇所が3つもあって非常に優秀です。

DELL S2421HS ピボット機能
■こんな中途半端なところでも止まる
■ディスプレイの傾き
■ディスプレイの高さ
■一応動くけど実際はスタンドごと持ち上げて位置を調整してます

めちゃくちゃ可動するスタンドにしたい場合は別ですが、このままでも結構活躍してくれますよ。

3. 縦置きにすれば情報収集がめちゃくちゃ楽になる

そのために縦置きディスプレイ化するので説明は必要ないかもしれませんが、実際に使ってみると以下のようになります。

■特大タブレットを隣においている感じ

左は15.6インチのChromebook[ASUS Chromebook C423NA]ですが、比較すると大きさの違いが一目瞭然です。

Amazonの商品ランキングページだとこんな感じ。

■人目で多くの情報を確認できます

ブログ作業中だとWordPress、スプレッドシート、リサーチ情報など3つに分割してもやりやすくなります。

■縦長も良いけど意外とこの形が多い

縦方向への画面表示切り替え方法(Chromebook)

Chromebookの場合はディスプレイ設定で向きを0°から270°に変更する、もしくはキーボードショートカットを使う方法の2種類あります。

やたもふ
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個人的には仕事用とゲーム用で切り替えが多いので、めちゃくちゃ楽なキーボードショートカットを使っています。

ディスプレイ設定で画面表示方向を変更する

「設定(歯車マーク)」→「デバイス」→「ディスプレイ」で下の画面に移ります。

■ディスプレイのイラストをクリックしてもOK

向きを「0°(デフォルト)」から「270°」に変更すれば縦置きに適した表示になります。

向き以外の表示サイズや解像度、リフレッシュノートはお好みでどうぞ。

キーボードショートカットで画面表示方向を変更する

回転させたいディスプレイにマウスカーソルを置き、「Shift」+「Ctrl」を押しながら「回転」を押します。

■通常だと更新機能を持つキー

わざわざ設定を開かなくていいので慣れれば圧倒的にこっちが便利です。

やたもふ
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ちなみにChromebookには「Shift」+「Ctrl」+「Alt」+「回転」で画面が1回転する面白機能も搭載されています。(実用性はゼロ)

4. 横置きだとゲームや映画鑑賞も快適

突然一人でのんびり映画鑑賞したくなった場合でも[DELL S2421HS]なら楽勝です。

■Nintendo Switchを快適にプレイできる

縦置きディスプレイとして使っていた場合は画面表示の切り替えが必要ですが、横に向けるだけなのでとても簡単。

ChromebookとNintendo Switchの両方に使える[GADEBAO 4in1マルチポート]を使えば、より切り替えが楽になりますよ。

やたもふ
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マルチポートの詳しいレビューはこちらをどうぞ。

ちなみに[DELL S2421HS]の画面は非常にキレイですが、音に関しては注意するべき点がいくつかあります

[DELL S2421HS]を購入する前に注意しておきたいこと5つ

優秀な機能を持つ縦置き対応ディスプレイ[DELL S2421HS]ですが、買ってから後悔しないためにも事前に確認しておきましょう。

やたもふ
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注意事項が多めですが、確認して問題なければおすすめのディスプレイです。

1. スピーカーは内蔵されていない

[DELL S2421HS]にはスピーカーが内蔵されていないので、イヤホンジャック(正確にはオーディオライン出力ポートらしい)を使って別途スピーカーを接続する必要があります。

やたもふ
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このモニタでニンテンドースイッチをやりたいがために購入しました。

またヘッドフォンにも対応していません。

注釈:オーディオライン出力ポートはヘッドフォンに対応していません。

引用:Dell S2421HS Monitor ユーザーズガイド

2. イヤホンを接続すると爆音

一応イヤホンを接続することはできますが、爆音が流れてくるのでまともに使えません。

またディスプレイ側で音量調整ができないのでイヤホンやヘッドフォンは基本的に使えないと思っていた方が無難です。

ただ表示するものによっては対策できるものもあります。

対策例:Nintendo Switch本体にイヤホンを接続

[DELL S2421HS]に直接イヤホンを接続せず、Nintendo Switchの本体側にイヤホンを接続すれば音量調整が可能です。

■ホームボタン長押しで音量調整ができる

ちなみに使ってるUSB-Cハブは[GADEBAO 4in1マルチポート]、イヤホンはインナーイヤー型の[Audio-technica ATH-C505 BK]です。

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特にハブはChromebookやNintendo SwitchのHDMI出力と、しながら充電に活躍してくれます。

やたもふ
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カナル型(ぷにぷにしてるやつ)のイヤホンだと耳垢が着くのでインナーイヤー型にしています。(そもそも耳垢が多すぎる。掃除が間に合わない。)

3. ディスプレイを設置する場所を確保

[DELL S2421HS]は実寸で高さ約35cm〜56.5cm、幅約32cm〜54cm、奥行き約16cmです。

縦置き・横置きどちらにも対応できるよう、高さと幅は60cmを確保しておくのがおすすめです。

4. 回転する際にはディスプレイを傾ける必要がある

ピボット機能を使う際にディスプレイを斜めに傾けないとスタンドに引っかかってしまい、傷や凹みになる恐れがあります。

■垂直のまま回転させるとスタンドと衝突
やたもふ
やたもふ

購入前はクルクル回転できると思っていました。慣れればどうってことないですが、やや手間がかかります。

5. 型番1つ違うだけで別物になる

DELLのディスプレイは非常に細かく機能が分けられており、それぞれ型番が異なります。

型番機能
SE2422H23.8インチ
S2421H23.8インチ・スピーカー付き
S2421HS23.8インチ・縦横回転・高さ調節
S2422HZ23.8インチ・縦横回転・高さ調節・IRカメラ・マイク・スピーカー付
SE2722H27インチ
S2721H27インチ・スピーカー付
S2721HS27インチ・縦横回転・高さ調節
S3222HS31.55インチ・曲面モニター・スピーカー付

この記事で紹介しているのは23.8インチで縦横回転・高さ調節機能付きの[DELL S2421HS]です。

もし機能はそのままで画面だけ大きいのが欲しい場合は、27インチで縦横回転・高さ調節機能付きの[DELL S2721HS]を選びましょう。

私が縦置きディスプレイに[DELL S2421HS]を選んだ理由

縦置きディスプレイは他にも数多くありますが、私が[DELL S2421HS]を選んだのは以下の理由からです。

  • 他社と比べてもピボット機能付き(縦置き可能)で最も安いモデル
  • 自身が作業するテーブルには23.8インチサイズがピッタリ
  • HDMIケーブルが付属
  • 非光沢・フルHDで解像度が1920×1080
  • 3年交換保証つき

正直なところ「AMD Free Sync」など私にとって難しいことはよくわからないまま購入しました。

そんな細かい機能はどうでもいい私でも、ここまでにご紹介した多くのことができるようになったので大変満足しています。

基本面倒くさがりな私なので、初めから色々付属しているこの[DELL S2421HS]を選んで正解だったと思います。

やたもふ
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ただでさえ引きこもりでしたが、環境改善により引きこもり時間が増加。

出典:Amazon
Dell S2421HS 詳細情報
メーカー‎Dell Computers
カタログサイズ16 x 53.8 x 44.7 cm
実寸(縦置・横置時)高さ:約35cm〜56.5cm
幅:約32cm〜54cm
奥行:約16cm
重量3.2 kg
ディスプレイサイズ‎23.8 インチ
解像度‎フルHD(1920 x 1080)
HDMIポート数1
スタンド機能縦横回転・高さ調節(ピボット)
タッチパネル

まとめ:初めての縦置きディスプレイに最適!

最後に[DELL S2421HS]の押さえておきたいポイントをもう一度おさらいしておきます。

  • 自宅に届いてから使えるようになるまで10分もかからない
  • 工具なしで組み立てられる多機能スタンドがついている
  • 縦置きにすると情報収集がめちゃくちゃ楽
  • 横置きでゲームや映画鑑賞も快適
  • 何より他社と比べて価格が安い(重要)

購入する前は贅沢かなぁと思っていたりしたものですが、いざ使ってみると快適過ぎて手放せない状況です。

これから縦置きディスプレイを使ってみようと考えている方にとってはベストな選択と言えるのではないでしょうか。

やたもふ
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紹介した画像内で出現したアイテム達はこちら。

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