楽天モバイルは利用料金が安いものの、電波や通信速度が不安で、乗り換えを躊躇している方は多いです。
しかし、現在はプラチナバンドの導入やエリア拡大により、通信環境は劇的に改善されています。
本記事では、SNS上のリアルな口コミから、公式サイトが発表している最新の電波改善状況、契約前に知っておきたい注意点までを紹介します。
また、楽天モバイルを約2年半使い倒している筆者がやっている「楽天モバイルの弱点をカバーする方法」も詳しく解説します。

やたも
2年半くらい使っていますが、改善されているとは言っても、やっぱり建物内は弱い印象を受けます。
楽天モバイルの電波に関する口コミ意見
X(旧Twitter)や比較サイトでのユーザーの意見を調査すると、電波に関しては「満足」と「不満」が二極化している現状が見えました。
以下、楽天モバイルの良い口コミと、悪い口コミをそれぞれ詳しく解説します。
良い口コミ:都市部や屋外では快適
- 「都市部では5Gが非常に速く、安定している。」
- 「人口カバー率が上がり、日常生活で困ることはほぼなくなった。」
- 「auのパートナー回線が使えるので、楽天の電波が弱い場所でもカバーされるのが心強い。」
都市部や屋外での通信速度と、電波の安定感は非常に高いと好評です。
人口カバー率99.9%の達成やパートナー回線による補完により、多くのユーザーが日常生活で不自由を感じないレベルまで改善を実感しています。
悪い口コミ:特定の場所での弱点
- 「新宿や渋谷などの大型駅、地下鉄、高層ビルの奥まった場所では依然として繋がりにくいことがある」
- 「山間部や地方の都市部から離れたエリアでは、圏外になる時間が他社より長い」
- 「プラチナバンド開始と聞いたが、場所によっては依然としてアンテナが1〜2本のままで、劇的な変化を感じないこともある」
地下街や建物内、大型ターミナル駅などの障害物が多い場所や、山間部や地方の郊外では他社に比べ圏外になりやすいという意見が多いです。
利用環境によって通信品質にムラがあるため、繋がらないリスクがあるということが最大のネックとなっています。
【最新状況】楽天モバイルの電波は随時改善中
楽天モバイルは、通信品質向上のために以下の施策を猛スピードで進めています。
1. プラチナバンド(700MHz帯)の運用開始
2024年6月より、屋内や地下でも電波が届きやすい「プラチナバンド」の商用サービスを開始しました。
高い周波数の電波は直進性が強く障害物に弱いのですが、プラチナバンドは回折(回り込む性質)が強いため、ビル影や屋内にも届きやすくなるのが特徴です。
2. 人口カバー率99.9%を達成
自社回線エリアを急速に拡大し、2023年6月時点で人口カバー率99.9%(auパートナー回線を含む)を達成しています。
3. 衛星通信「Rakuten最強衛星サービス」の計画
2026年以降、空から電波を届ける衛星通信サービスを開始予定です。
これが実現すれば、山間部や災害時など、従来の基地局ではカバーできなかった場所でも通信が可能になります。
4. 5G(Sub6)エリアの強化
通信高速化技術「Massive MIMO」の導入などで、5Gの通信密度と速度を高めています。
楽天モバイルを利用する上での電波に関する注意点3つ
契約後に後悔しないために、以下のポイントを確認しておきましょう。
1. プラチナバンドに対して過度な期待はしない
楽天モバイルのプラチナバンドの基地局は、主要都市部から順次拡大している段階です。
全国どこでも、すぐに恩恵を受けられるわけではありませんので、過度な期待はせずに利用したいところ。
2. 場所による通信環境のムラ
依然として、地下や屋内、ビルなどの高層階、山間部は他キャリアに比べて繋がりにくい場合があります。
楽天モバイルを利用する前に、ご自身の生活圏が対応しているかサービスエリアマップで確認しておくと安心です。

3. 海外ローミングの速度制限
海外でも追加料金なしで使えますが、無料枠の2GBを超えると速度が最大128kbpsに制限されます。
楽天モバイルをおすすめする人
楽天モバイルの最大の魅力である「データ無制限」と「楽天経済圏での特典」を最大限に活かせる、以下のような方に強くおすすめします。
1. 月々のスマホ代を節約したい人
大手キャリアの無制限プランと比較して半額以下の3,278円(税込)で利用でき、3GB以下なら1,078円(税込)まで自動で下がるため、誰でも簡単に通信費を削減できます。
2. 外出先でも動画やゲームを思い切り楽しみたいヘビーユーザー
20GBを超えた後はどれだけ使っても料金が一定のため、ギガ残量を気にせずテザリングや動画視聴を楽しみたい人に最適です。
3. 電話をかける回数や時間が長い人
専用アプリ「Rakuten Link」を使えば、他社携帯や固定電話への国内通話が無料でかけ放題になるため、通話料を気にせず連絡を取り合いたい人に向いています。
4. 主に都市部や屋外での利用が多い人
人口カバー率99.9%を達成しており、都市部や障害物のない屋外では非常に高速で安定した5G/4G通信が可能です。
楽天モバイルをおすすめしない人
一方で、通信の安定性を最優先する場合や、特定の利用状況においては、他社の方が適している場合があります。
1. 地下や高層ビル・建物内での利用が中心の人
プラチナバンドの導入が始まったものの、依然として障害物の多い場所や屋内では電波が入りにくいのが現状です。
通信が不安定になるという口コミも散見されるので、常に安定した電波を求める方は運用方法を考慮したいところです。
2. 山間部や地方の郊外に住んでいる・頻繁に行く人
都市部に比べて基地局の密度が低く、大手キャリアに比べて圏外になるリスクや繋がりやすさにムラがあるエリアが存在します。
3. 仕事で絶対に途切れない通話品質を求める人
「Rakuten Link」は電話回線ではなく、データ回線を利用する仕組みです。
電波状況が悪い場所では声の途切れやノイズが発生しやすいため、重要なビジネス電話には不向きな場合があります。
筆者がやっている楽天モバイルを最大限活かす方法
世間では「楽天モバイルは繋がらない」という意見が多いですが、約2年半ほど利用している私が思うのはこれです。
「繋がるかどうかは、本当に使う場所による。」
確かに、建物内は全体的に弱い印象を受けますが、場所によっては楽天回線は繋がるのにソフトバンク回線やドコモ回線では繋がらない、なんてことも普通にあります。

そこで、私がやっているのは「楽天モバイルとワイモバイルのデュアルSIM運用」です。
1つの端末で2つのキャリア回線を使うことを「デュアルSIM」と言いますが、私はメインにワイモバイルのソフトバンク回線を、サブに楽天モバイルを利用しています。
建物内でも比較的安定しているソフトバンク回線で、楽天モバイルの弱点をカバーしています。
また、私は毎月5〜7GBのデータ通信量を利用しているんですが、楽天モバイルだけではコスパが悪いんですよね。(3GB〜20GBまでは何ギガでも家族割無しで税込2,178円)
ワイモバイルの5GBまで使える「シンプル3 S」プランであれば、ソフトバンク光とのセット割で月額が約1,000円程度。
楽天モバイルの3GBまでなら税込1,089円なので、デュアルSIMでも月2,000円ほどで運用できます。
楽天モバイルの弱点を補いつつ、国内通話無料+安定した電波を確保しています。
私と同じように、メイン回線をワイモバイルにする必要はありませんが、通信速度の低い格安SIMを使うのは避けた方が無難です。

やたも
1ヶ月あたりのデータ通信量が多い人はコスパが悪いですが、私と同じようなギガ数の人ならおすすめです。
楽天モバイルの電波についてよくある質問
- 田舎住まいですが、楽天モバイルは使えますか?
人口カバー率は99.9%に達していますが、山間部などは繋がりにくい場合があります。
契約前に必ず公式サイトの「サービスエリアマップ」で、自分の住んでいる地域が「楽天回線エリア」か「パートナー回線エリア」かを確認してください。
- 電波が悪い時の対処法はありますか?
屋内などで電波が弱い場合、Wi-Fi環境があれば「Wi-Fi Calling」という機能を有効にすることで、Wi-Fi経由でRakuten Linkの無料通話を利用できます。
- 建物内で急に繋がらなくなるのはなぜ?
高い周波数の電波は直進性が強く、障害物に弱いためです。
現在、これを解決するプラチナバンドの基地局を順次増やしており、今後さらに繋がりやすくなる見込みです。
まとめ:電波改善で「安かろう悪かろう」は過去の話!
楽天モバイルの電波は、プラチナバンドの導入や人口カバー率の向上により、以前とは比較にならないほど安定しています。
- 都市部や屋外では非常に快適で速い。
- プラチナバンドにより地下や屋内の弱点も改善されつつある。
- 人口カバー率99.9%で、日本全国の広いエリアをカバー。
電波が不安な方は、事務手数料無料を活かして、まずはサブ回線として試してみてはいかがでしょうか?
お使いになるエリアによって電波状況は異なるため、思ったよりも快適に使える可能性もありますよ!
