1回線だけでもまぁまぁ料金かかるのに、わざわざ2回線持ちをする意味がわからない。

通信費の節約をしまくっていた頃の筆者は、キャリアの2回線持ちに対してあまりいい印象を持っていませんでした。

ただ、今のモバイル回線業界を調べれば調べるほど、1回線では自分の必要とする環境を作りにくいという現実に直面しました。

機能はいいけど料金が高い、無駄なオプションが基本プランに含まれている、安くなるのは良いけど通信速度が遅すぎるなど、何かしらの邪魔が入るんですよね。

しかし、これまで毛嫌いしていた2回線持ちをすることで、これらの問題を解決できただけでなく大手キャリアの1プランよりも安くできました。

そこで本記事では、2回線持ちをすることで得られるメリットとデメリット、具体的な運用方法を紹介します。

1回線だけでは理想のスマホ環境を作るのが難しいと薄々感じていた方や、2回線持ちになんとなく興味がある方はぜひ最後までご覧ください。

やたも

ただ単に料金を安くするのではなく、本当に必要とする機能にお金を使えるようになります。

意外な利点もあり?スマホ2回線持ちのメリット・デメリット

回線を2つ契約するなんて、手続きも2倍だし管理も面倒くさそうと感じていた私。

ですが、実際に2回線持ち(デュアルSIM)を始めてみると、1回線だけでは絶対に実現できなかった、いいとこ取りの快適なスマホ環境が手に入りました。

まずは、私が実感しているリアルなメリットとデメリットを包み隠さずお伝えします。

2回線持ちのメリット3つ

2回線持ちのここがスゴい!
  1. 大手キャリアの使い放題プランより確実に安くなる
  2. 通信障害や混雑時の「逃げ場」ができる
  3. 1台のスマホで仕事用とプライベート用を完全に分けられる

以下、それぞれ詳しく解説します。

1. 大手キャリアの使い放題プランより確実に安くなる

回線が2つなら料金も2倍に、なりそうな感じがしますが、実際にそうではなくて。

私が実際にやっている「楽天モバイル×UQモバイル」の組み合わせで説明すると、ざっくり料金はこんな感じです。

回線役割料金の目安(税込)
【メイン】楽天モバイル国内通話無料+データ通信3GBまで1,081円 ※
【サブ】UQモバイルデータ通信5GBまで2,398円 ※
家族割加入
楽天モバイル×UQモバイル国内通話無料+データ通信8GB3,476円

※ ユニバーサルサービス料を含む

外出先で動画を見ないので、このギガ数でも全く問題なし。

いざとなったら「DMM TV」のダウンロード機能を使って、ギガ数を消費せずにガッツリ楽しむことも可能。

このように、2回線持ちでありながらも大手キャリアの7,000円超えプランと比べて、年間で数万円の節約になります。

2. 通信障害や混雑時の「逃げ場」ができる

費用を抑えられる格安SIM最大の弱点は、お昼休憩や通勤時間帯の劇的なスピード低下です。

レジ前でポイントアプリが読み込めず、イライラした経験は誰しも1度はあるはず。

そんな時、もう1つの回線(別グループの回線)があれば一瞬で切り替えて混雑を回避できます。

また、メインで使っているキャリアそのものが通信障害に陥った場合でも、他社回線を持っていれば即座に切り替えできるのは安心感が違います。

3. 1台のスマホで仕事用とプライベート用を完全に分けられる

SIMカードとeSIM、両方が使えるデュアルSIM対応のスマホを持っていれば、2回線持ちでもスマホを2台持ち歩く必要はありません。

1台のスマホに2つの電話番号を持てるので、仕事の連絡とプライベートの連絡を完全に分離できます。

仕事用の回線だけ特定の時間に通知オフにする、といった設定もスマホ1台で完結します。

やたも

新しい番号を手に入れた時のワクワクは半端じゃなかったですね。これで自分だけの別アカウントが作れるならムフフなことがたくさんできると。

2回線持ちのデメリット2つ

2回線持ちのココに注意!
  1. 最初の契約と初期設定だけはちょっと面倒
  2. 契約するSIMの種類や端末の仕様に縛りがある

以下、それぞれ詳しく解説します。

1. 最初の契約と初期設定だけはちょっと面倒

当然なんですが、2つの会社と契約することになるので申し込みの手間は2回分です。

また、端末に2つのSIMを認識させる初期設定(プロファイルのダウンロードなど)が必要なため、機械操作が苦手な方は、最初の10分間だけ少し頭を悩ませるかもしれません。

ただ、支払方法の管理や設定をして使い始めてしまえば、特に困ることはありません。

2. 契約するSIMの種類や端末の仕様に縛りがある

実は、すべてのスマホが2回線に対応しているわけではなく、1回線しか使えない端末も中にはあります。

また、最近のスマホは「物理SIM+eSIM」という組み合わせが主流のため、どちらか一方をeSIMで発行する必要があります。

この組み合わせでしか使えない端末なのに、両方ともSIMカードもしくはeSIMにしてしまうと、非常に面倒なことになってしまう点には注意が必要です。

やたも

2回線持ちをする前に、今お使いのスマホがデュアルSIMに対応しているか調べておくと安心です。

2回線持ちしている筆者の具体的な運用・SIM切替方法

現在、私は「楽天モバイル」と「UQモバイル」の2回線を1台の「Galaxy S23」に入れて運用しています。

それぞれの役割分担は、至ってシンプルです。

  • 通話・連絡用(メイン): 楽天モバイル(Rakuten Linkアプリで国内通話が無料になるため、基本はデータ3GBに抑えて運用)
  • データ通信用(サブ): UQモバイル(混雑時でも速度が安定しているため、外での動画視聴やブログ執筆時のテザリングに使用)

この2つの回線を、必要な状況に合わせてSIMを切り替えています。

Androidの場合、Galaxyなら標準機能でSIMの切替設定ができますが、他のメーカーでもアプリを入れるだけで簡単に切り替えられます。

まとめ:1回線だけでは実現できなかった環境を作れる!

節約ばかりに気を取られていた頃の私は、いかに基本料金を0円に近づけるかという目先のお得に必死で、結果的に繋がらない電波にイライラする毎日を送っていました。

完全に手段が目的になっていたんです。

しかし、2回線持ちという選択肢を取り入れてからは、無駄な通信費をギリギリまで削り落としつつ、使いたい時にいつでも繋がる「自分にとって最高に都合の良い環境」を作ることができました。

スマホに求めるものが増えてきた現代だからこそ、1回線の限界を2回線で補うメリットは想像以上に大きいです。

「今のスマホ環境、何かしら妥協しているな」と薄々感じている方は、ぜひ自由で快適な2回線運用を試してみてくださいね。